こんにちは。
本日は「ゲームでゲームを作ろう」が無事最終日を迎えたので、振り返りと、実際どんな作品が出来たのか、を発表、報告させて頂きます。
まず4月からスタートした「ゲームを作ろう企画」
ソフトは、制作のしやすさ、感覚的に学べる、「RPGツクールMV」を使用して行いました。
年内で約20回強の制作を子どもたちに行ってもらいました。
最初のうちは
「ボタンの押し方もわからなかった子」が「攻撃力と防御力の数値計算(数学)」まで出来るようになりました。
他にも、異学年で話したこともなかった子どもが、ゲーム作りを通して日頃から仲良くなるなど、制作以外にもコミュニティデザインなどに良い影響があったように感じます。
今回は、子ども達が作ったゲームをいくつか紹介します。
1_「イルカアイランド」
主人公たちは「イルカ」が支配する世界で「イルカ」を倒す為に冒険に出るのであった。
そして、あまたの強敵を倒し、最後に待ち構えるボスの名は…「サメドラゴン!」
講師感想:「いや、イルカじゃないんかい!」という盛大なツッコミは置いて置きまして(笑)
世界観こそ自由度高めでしたが、マップに置ける一つ一つの「ダンジョン作り」や「キャラクター設定」は凄く精巧で楽しめました。
2_「穴の中にいるコウモリドラゴンをたおせ」
主人公たちは「オープンワールド」を冒険し、沢山のダンジョンや未開の地に挑みます。
そして、この世界を破滅に導くとされている「コウモリドラゴン」を探し出し、倒すのだ!
講師感想:壮大なネタバレになりますが、「まさかのコウモリドラゴンがいなかった!」(笑)
天然なのか、ただのエラーなのかわかりませんが、みんなで大笑いしました。
しかし、ゲームはテストプレイの連続なので、また修正していきましょう!
3_「ドラゴンボールZ」
主人公たちは、様々な建築物に住んでいる「強敵」と戦いながら成長していく物語です。
主人公たちはレベルアップしながら覚える「技」を駆使して大陸最強を目指します。
講師感想:独自性の高いデザインの建築物が非常に面白かったです。しかし、敵が弱すぎるのと、数が少ないので、もう少し作品全体にボリューム感があると良いのかなと思いました。
他にも、作りかけの作品も含めて約10作品がこの1年間で出来ました。
子どもたちがゲームクリエイターになり、集中してゲーム作りに取り組むことができました。本当によく頑張りました。
今後はソフトを購入したり、もう少し踏み込んでプログラミングの世界に入るなど、
今回の経験をもとに、本質的な「ICT教育」に触れてみるのも良いかもしれません。
冬休み期間中に、みんなが作ってくれたゲームをみんなで実施しました。
是非これからも「本質的な物つくり」を楽しんでください。