アフタースクールのビジョン

聖学院アフタースクールは、

「学び・遊び・祈りを通して、子どもが幸せを感じながら生き抜く力を育む」

というビジョンのもと、子どもたちの自律性や探究心を育む「子ども主体の放課後」を目指し取り組んでいます。
私たちが特に大切にしていることは、「子どもたち自らが考えること」です。
普段の放課後の時間や多様な体験や経験の中において、積極的に自分で考える機会をつくり、行動や挑戦へつながるようにサポートをしています。
「自ら考える」を基盤に 「自律性」と「探究心」を育むことが「生き抜く力」を育むことにつながると考えています。

なぜ私たちが、このビジョンを掲げているのか…
今の子どもたちが将来大人になった時のは、今では考えられないような社会の変化あると言われています。
「働く」ことや「仕事」は大きく変化していくと言われ、その要因のひとつが、すごいスピードで進化している「生成AI」と「グローバル化」です。
「生成AI」はチャットGPTのような人工知能をさし、私たちの生活やビジネスにも大きく影響が出てきます。
「グローバル化」は資本や労働力の、国境を越えた移動が活発化し、貿易や海外投資が増大することによって、世界における経済的な結びつきが深まることを指します。
AI・グローバル時代になっていく将来に向けて、子どもたちが身に着けておきたい力を「ジェネリックスキル」として、OECD(経済開発協力機構)は提唱しています。
一つ目が「知的な能力(ツールを活用する力)」
二つ目が「社会的な力(多様な人たちとコミュニティや関係を作る力)」
三つ目が「コミュニケーション力(自律的に行動するマインド)」

「答えがない」「今の常識が変わっていく」世界で子どもたちは生きていくことになり、大人になる頃には、今はまだない新しい仕事が生まれるといわれています。その仕事で必要な力となるのが「ジェネリックスキル」と言われています。アフタースクールでは多様な大人や異学年との交流も多く、様々な体験や経験により、未来人材に必要な力を育める場所として相性が良いと考えます。
こうした社会の変化が待ち受けているからこそ、アフタースクールでは子どもたちが自ら考え、挑戦し、主体的に活動していくこが必要と考え、上記ビジョンを掲げています。

可能性あふれる子どもたちの放課後が、よりよいものになるようスタッフ一同努めています。