こんにちは!どちらかというと文系の森澤です(なんの発表だ)。
さて、今年から急遽「宮本算数」のプログラムを一任させて頂くことになり、有難い事に現在13名の受講生と一緒に毎週楽しく授業を行っております。ありがとうございます。
所謂「算数」ではなく「宮本算数」え?つまりそれっていったい何が違うの?
と思われる方も多いかと思いますので、以前書いた記事を参考にして頂けましたら幸いです。
さて、今回は「宮本算数」ソフト面の話ではなく、「聖学院アフターチームがどういったブランディングで宮本算数を運営しているか・いくか」という部分について少しお話させて頂きたくブログを書いております。
まず現在「宮本算数」は4人のスタッフで構築されており、家庭教師経験のある森澤と元教員のスタッフ1人、それから学習塾での勤務経験も長いスタッフ2人、合計4人の「指導経験者」で構成しています。これは少しでも「一緒に勉強をしていく」上で保護者並びに子どもに安心感を与えたかったからです。全く経験のない人間が教えることに森澤自身も抵抗があったので、このチームは重要なポイントとして抑えています。
スタッフとは毎週振り返りと、今後どうするかの会議、話し合いを行っており、各々の意見、気付きなどを大事にしています。特に低学年が多いので「偏差値を上げる」という点よりは「集中力を鍛える」「新しい問題に挑戦してみる」などいわゆる「静と動」の部分、「正しさよりも楽しさ」この二つのキーワードを大切にしています。
そんなこんなで多様の受講者の出入りも有りましたが変わらないメンバーで無事今年度を終えることがもうすぐ出来そうなことに、保護者、並びに受講してくれている子どもたちに本当に感謝申し上げます。
そしてそのおかげもあり、1年近く続けさせてもらえたおかげで「聖学院アフターとしての宮本算数はどうあるべきか」この重要なポイントについて現段階での有り方が確定しました。
以下、実際にスタッフとの打ち合わせに使用したスライドから画像を抜粋しています。
まとめると、学習塾や家庭教師の様に「受験対策!」や「成績を伸ばす!」というような姿勢ではなく・・・
「NEO寺子屋 子供にとってのコミュニティスペース ツールが宮本算数」
といった場所としてご利用いただけると嬉しい限りです。関係性を育む場所。
とはいえ「成績向上」をないがしろにしている訳ではありません。
昨年の宮本算数(今年入った子どもは今年の春から比べて)
子ども達の「1日当たりの平均取り組み枚数(問題)」
春の段階では平均「1人あたり1日5-10枚程度」ポイントにして約30点平均
現在は平均「1人あたり1日20-25枚程度」ポイントにして約70点平均
(※ちなみに教室では100ポイントで1つ景品と交換できます)
仮に「フライヤー教授の研究結果」にあるように「景品が欲しくて」だとしても数値の変化が「倍以上」になるのであれば、これはもう「成果」と呼んでいいのではないでしょうか。
誤解の無いように補足すると、昨年は「どんどんレベル上げて授業を行う」でした(否定している訳ではありません)しかし、蓋をあけてみるとついてこれない子どもも沢山おり、結果どんよりした教室がそこにはありました。
現在はスライドにも記載した様に「自分のレベル・体調にあった問題をこなす」これにより、得意な分野を伸ばすことでストレスを減らし、勉強への抵抗感を軽減、さらに枚数をこなすことでスピード感が上がりに「達成感」を得る、結果的には「自己肯定感が爆伸びする」私たち聖学院アフターの宮本算数の教室ではそのように考えています。
もちろんご家庭によって教育方針等は様々ですので「うーん、ウチはちょっと理解できないわね」というお気持ちもわかります。ですが、子ども達にとっては我々大人が「ぶれないこと」が何より心の安心的なニュアンスでは必用だったりするので、私たちはそのスタンスで進んでいきます、という表明でもあります。
ただ「ご意見は受付ませんよ」という表明ではもちろん無く(笑)むしろまだまだ若輩者ですので・・・様々なご意見は率直に頂きたいです。教室は、一人では良い場所に出来ません。沢山の関係者の「良質な混沌」により、スケールアップ、アップデートしていくと思います。
是非、引き続きお力をお貸頂けましたら多幸です。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします!
森澤